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9日、元4階級制覇王者ノニト・ドネア(30=比/米)は米国テキサス州コーパスクリスティでビック・ダルチニャン(アルメニア)に9回TKO勝ちを収め再起を飾った。そのリング上で「次はギジェルモ・リゴンドー(33=キューバ/米)と再戦したい」と希望を口にしたが、これに対しリゴンドーは「3月、マイアミ」と応じている。
スーパーバンタム級のWBO王者だったドネアとWBA王者リゴンドーは今年4月、ニューヨークで対戦し、リゴンドーが終盤にダウンを喫したものの判定で勝利を握った。7ヵ月後の9日、ドネアはフェザー級の体重でダルチニャンと対戦し、逆転の9回TKO勝ちを収めた。5階級制覇に興味を示す一方、リゴンドーへの雪辱にも強い意欲をみせており、今後の動向が注目されている。一方のリゴンドーは12月7日に米国アトランティックシティで元IBF世界バンタム級王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)を相手に防衛戦を行うことになっている。その試合の勝利を大前提に「スーパーバンタム級のチャンピオンは私だ。もしもドネアが再戦を望むならば、来年3月にマイアミで戦うことは可能さ」と話している。