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WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(38=亜)と、元3階級制覇王者ミゲール・コット(33=プエルトリコ)の注目ファイトを来年6月に挙行する計画が持ち上がっている。マルチネスのアドバイザーを務めているサンプソン・リューコヴィッツ氏がメディアに明かしたもので、「6月7日、アルゼンチン」という具体的な日程も出ている。
コットは12年に連敗を喫したことで厳しい状況に追い込まれたが、今年10月にデルビン・ロドリゲス(ドミニカ共和国/米)を一蹴して再起。再び商品価値を上げた。そのため対戦のオファーが相次いでいる。つい先日も前WBA&WBC世界スーパーウェルター級王者サウル・アルバレス(メキシコ)側から1000万ドル(約10億円)の報酬で対戦申し込みがあったばかりだ。一方のマルチネスは、現在は拳の負傷で休養中だが、来春には戦線復帰が可能といわれている。その際には1位のマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)との指名防衛戦が義務づけられている。リング外での交渉にも注目が集まる。