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2日(日本時間3日)、試合後に選手が意識を失い病院に収容されるというアクシデントが二件、発生した。そのうちの一件、米国で判定負けを喫したヘビー級の世界ランカー、マゴメド・アブドサラモフ(32=露/米)は緊急手術を行った。
サウスポーのアブドサラモフは18戦全KO勝ちの快進撃を続け、WBC4位にランクされていた。2日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンのサブアリーナ、ザ・シアターではマイク・ペレス(キューバ/アイルランド)と対戦。激しい打撃戦を展開したが、10回判定負けを喫した。アブドサラモフは左手と鼻骨を骨折したうえ頬も腫れるという状態だった。試合後に病院に収容され、脳に出血がみられるため緊急手術が行われ、現在は意図的な昏睡状態をつくっているという。関係者は「安定した状態」と話している。
メキシコのエルモシージョで行われたWBO世界フライ級王座への挑戦者決定戦で、ジョバンニ・セグラ(メキシコ)に12回TKO負けを喫したエルナン・マルケス(メキシコ)も入院した。壮絶な打撃戦のすえ敗れたマルケスは担架でリングを下り、点滴を受けながら病院に直行。しかし、意識がしっかりしており、こちらは脱水症状とみられている。
メキシコのエルモシージョで行われたWBO世界フライ級王座への挑戦者決定戦で、ジョバンニ・セグラ(メキシコ)に12回TKO負けを喫したエルナン・マルケス(メキシコ)も入院した。壮絶な打撃戦のすえ敗れたマルケスは担架でリングを下り、点滴を受けながら病院に直行。しかし、意識がしっかりしており、こちらは脱水症状とみられている。