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中国のボクシング史上初にして唯一の世界王座獲得者、WBCミニマム級王者、熊朝忠(31)の2度目の防衛戦が11月30日、ベトナムとの国境に近い中国の雲南省馬関で行われることになった。挑戦者はオマリ・キムウェリ(31=タンザニア/豪)。
熊は昨年11月、地元でもある昆明でハビエル・マルチネス・レセンデス(メキシコ)に勝って空位のWBC世界ミニマム級王座を獲得。今年6月には指名挑戦者デンベル・クェジョ(比)の挑戦を12回判定で退けている。26戦21勝(11KO)4敗1分。ちなみに4敗のうち三つは日本選手相手に判定を落としたものだ(内藤大助、粉川拓也、小野心)。挑戦者のキムウェリは16戦13勝(5KO)3敗。今年1月に来日して小野心(ワタナベ)と東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦で拳を交えたが、12回判定負けを喫している。奇しくも小野に敗れた者同士による世界戦ということになる。