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元WBO世界スーパーバンタム級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(29=プエルトリコ)が20日(日本時間21日)、米国フロリダ州キシミーでギジェルモ・アビラ(21=米)に12回判定勝ちを収めた。バスケスは4月、中国のマカオで石本康隆(帝拳)に10回判定負けを喫しており、これが再起戦だった。
11戦全勝(8KO)のホープが相手とあってバスケスにとっては楽な試合ではなかった。しかし、採点はジャッジ三者とも116対112で元王者を支持。海外のメディアは「返上したつもりはない」(石本)というWBOのインターナショナル王座をバスケスが取り戻したと伝えている。WBA、WBO世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)の次期挑戦者として浮上しているバスケスは27戦23勝(19KO)3敗1分。なお、この日のアンダーカードにはバスケスの弟イスラエル・バスケスが登場、ライトフライ級6回戦で判定勝ちを収めている。11戦9勝(6KO)2分。