12/7 アレクサンダーVSカーン

　両者の対決は初夏の時点で内定していたが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイがイベント誘致をしていたこともあり、開催確定が遅れていた。ここに来て両陣営がニューヨークでの開催に合意、来週にも正式発表の運びになると伝えられる。
　元スーパーライト級王者のアレクサンダーは昨年10月、ランドール・ベイリー(米)を下して2階級制覇を達成。今年5月の初防衛戦では、挑戦者が体重オーバーという失態を犯すなか7回終了TKO勝ちを収めている。サウスポーのボクサーファイター型で、戦績は26戦25勝(14KO)1敗。対するカーンは一昨年12月にレイモント・ピーターソン(米)、昨年7月にダニー・ガルシア(米)に連敗したが、その後は2連勝。こちらも2階級制覇を狙う。31戦28勝(19KO)。勝者がフロイド・メイウェザー(米)との対決に前進するということもあり、大きな注目を浴びるカードといえる。オッズは6対5でわずかにアレクサンダー有利と出ている。