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[一夜明け会見]2013.9.12

激闘の余韻

世界戦ラッシュ2013夏、最後の締めくくりで最高瞬間視聴率22.2%(関西)をたたき出した井岡陣営が激闘から一夜明けた12日、WBA世界ライトフライ級王者、井岡一翔と同ミニマム級王者、宮崎亮(共に井岡)が揃って大阪市内の井岡ジムで会見を開いた。
井岡一翔
7Rに見事な左フックで同級5位のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)をリングに沈めた井岡一翔は「勝てたことにはホッとしていますが、まだまだ課題も見えたのでなるべく早く切り替えて練習に励みます」と激闘の余韻に浸る間もなく気を引き締め「3回級制覇はもちろん見据えているが、今はライトフライ級王者でもあるので、(次戦が)どのようになっても自分の強さを証明できるように頑張ります」と早くも戦闘モード全開で、次戦を見据えた。
宮崎亮
一方、昨夜の激闘で腫らした目をサングラスで隠しジム関係者に付き添われてジムに現れた宮崎亮は、「勝ってこの顔になったので良かったです。負けてたら情けなかった」と元気な声で答えると「今回は会長と足を使って戦う練習をしていたので少しは出せて良かったです」と試合を振り返った。今後は階級をあげてライトフライ級を主戦場に戦うとのことで「この階級は満足しました。ライトフライ級にあげてまたベルトを巻きます」と宣言し会見を終えた。
井岡一法会長
会見に同席した井岡一法会長兼トレーナーは「二人ともお疲れさんと言いたい。よくやってくれたと思う。一翔は中盤から本来の動きになったが、そこが課題。また3階級目指して練習に励みます。宮崎はとりあえずゆっくり休んで怪我を治してからやね。自分から売ったケンカやったからホンマにようやったお疲れさんと言いたい」と一気に話すと疲れた表情だが、安堵した様子で会見場を後にした。

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