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昨年来、去就が注目されているWBC世界ヘビー級王者ビタリ・クリチコ(42=ウクライナ)が、年内には試合をしないことが判明した。WBCが公表したもの。
クリチコは昨年9月に9度目の防衛を飾ったあと政界に進出。そのまま引退するものとみられたが、態度を決めかねたまま1年近くが経とうとしている。WBCは挑戦者決定戦を制したバーメイン・スティバーン(カナダ)との対戦と興行権入札を申し渡していたが、再三延期されてきた経緯がある。現在、クリチコは拳を痛めており治療に時間がかかると伝えられており、年内の活動は難しいといわれる。現時点ではWBCは剥奪などの行動は起こさない方針だが、年明けには何らかの決断をするとしている。