海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
スーパーフェザー級のランカー対決、WBC4位のダンテ・ハルドン(25=メキシコ)対前王者で現6位のガマリアル・ディアス(32=メキシコ)の12回戦は10日(日本時間11日)、メキシコシティで行われ、ハルドンが8回52秒KO勝ちを収めた。
「クレイジー」の異名を持つ強打者ハルドンは4回にダウンを奪い、8回には2度のダウンを追加して前世界王者を屠った。フェザー級時代には玉越強平(千里馬神戸)にKO負けを喫したこともあるハルドンだが、再び勢いに乗ってきた。WBC米大陸スーパーフェザー級王座の防衛を果たすとともに、17日(日本時間18日)にメキシコのカンクンで行われる三浦隆司(帝拳)対セルヒオ・トンプソン(メキシコ)の勝者に対し、強烈な挑戦アピールとなった。戦績は27戦24勝(20KO)3敗。一方のディアスは4月、三浦に4度のダウンを喫して9回TKO負け、WBC王座を失ったのに続く痛い敗北となった。49戦37勝(17KO)11敗1分。