V1戦に向け三浦が出発

　WBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29=帝拳)が6日深夜、羽田発の航空機で米国に向け出発した。三浦は17日(日本時間18日)にメキシコのカンクンで行われるセルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)との初防衛戦に備え、ラスベガスで最終調整を行う。
※三浦対トンプソンは18日(日)午前11時からWOWOWライブで生中継の予定。

　この日、昼に日本での最終トレーニングを終えた三浦は、その際に使用したグローブをバッグに詰めて羽田空港に到着。葛西裕一トレーナーとふたり、Tシャツに短パンという普段着で日本を発った。
　三浦はラスベガスに到着後、現地でトレーニングと体重調整を行い、試合の3、4日前にカンクンに入る予定を組んでいる。「海外で試合をするのは初めてですが、不安はありません。自分が成長できるチャンス」と臆した様子はない。磨きをかけた「ボンバー・レフト」がカンクンで炸裂するか。