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[ニュース]2009.7.12

粟生世界戦調印式

 今月14日(火)、後楽園ホールで開催されるWBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦「王者・粟生隆寛(帝拳)VS挑戦者同級1位エリオ・ロハス(ドミニカ)」の調印式が12日、都内で執り行われた。
 会場には粟生・ロハスともに笑顔で現れ、グローブチェック、調印式を無事に済ませた両者は14日の決戦に向け意気込みを語った。
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 王者・粟生は「コンディションは普段と変わりない。試合に向けてやる事はやってきた。僕はチャンピオンだがこの初防衛戦に勝ってこそ真のチャンピオンになれる。(ロハスは)1位だし、一番強い選手と戦えて光栄。だがベルトは渡さない。ラウンド全てに集中して戦います」。また長谷川選手と同日開催について粟生は「長谷川さんより良い試合をして盛り上げたいが、今回は勝つ事が重要だと思っている」と終始落ち着いた表情で会見を終えた。
 対する挑戦者ロハスは「私の人生を賭けた試合。勝利を我が国と家族に持って帰る。粟生選手との試合が組まれ幸せに思う。何度も夢にまで見たチャンピオンベルト。今、粟生選手の前にあるが14日は私の手元に来るだろう。この遠い地までベルトを探しにきた。クリーンな試合をし、ベルトを祖国と家族に持って帰る」とベルト奪取を宣言した。
 互いにアマチュアでの実績をバックボーンとしている両者。今回の試合ではフェザー級屈指のテクニックとハードなパンチの応酬が予想される。
 初防衛戦の勝利が真の世界王者となる事を意識している粟生は、指名挑戦者であり最強の挑戦者・ロハスを打ち破り、真の王者として君臨する事が出来るのか。それともロハスがアマチュア世界大会3位に裏打ちされた実力を発揮し、世界王座をドミニカに持ち帰るのか。
 白熱のWBC世界フェザー級タイトルマッチは14日夜8時、決戦のゴング!!

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