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[大学リーグ]2013.7.15

農大、拓大に決着

 第66回関東大学リーグ戦の最終週では、ここまで全勝を続けていた東京農業大学と拓殖大学の直接対決で、会場は熱狂の渦に包まれた。はたして今季の栄冠はどちらの大学に――!?
両校、応援席がまったく足りなかった
 各階級、ほぼひねりのない布陣をした東農大に対し、拓大はウェルター級の斉藤晶とミドル級の高橋諒をチェンジする策を取った。これは昨年のウェルター級戦で、斉藤が吉野修一郎(東農大)から勝利を収めたものの、作戦勝ちともいえるギリギリ勝ち。その手の内を見せた以上、今回は逆に作戦負けする可能性が高いという読みからのものだった。
 拓大は、安定感のある斉藤ではなく、波に乗っている高橋に、吉野攻略を託す形となったが、この賭けこそが、勝敗の分かれ目になったという見方をする関係者が多い。
 互いの応援席は、バルコニー席も埋め尽くされ、さらには通路にも多く漏れていた。そこから悲鳴や怒号まで混じって発される大歓声を裏切らず、試合は、どれも一進一退の接戦となった。
藤田兄弟が拓大の主軸を担った
 前半を2対2で終えて中盤戦へ。ここで拓大は、ライト級の藤田大和・健児兄弟が辛勝してリーチをかける。しかし4連覇を狙う東農大は食い下がった。続くライトウェルター級戦で、斉藤一喜(東農大)がアジア選手権でも活躍した井上浩樹(拓大)に勝利。下馬評有利の重量級戦へ望みをつないだ。
 クライマックスはウェルター級戦。ここまでリーグ通産17勝2敗の技巧派、吉野に、4年生でようやくレギュラーとなった高橋が嵐のようなラッシュで迫った。ミドル級で多くの強豪を飲み込んできた高橋のアタックを、吉野も落ち着いてさばこうとしていたが、連打の最後に放つ左フックが、吉野のこめかみをよくとらえていた。
井上尚弥のいとこ、浩樹を斉藤が攻略
 判定では、9対7で高橋の手が挙がって、拓大の優勝が決定。最後に主将の斉藤晶(拓大)が、今季全勝中だった酒井幹生(東農大)を空回りさせ、ダメ押しの1勝を追加した。
 4年ぶり、10度目のリーグ優勝を収めた拓大は、関西学生リーグを制した関西大学と、大学王座を争う。3位以下の混戦では、日大が、東洋大戦で粘りきって、昨年と同位の4位を維持した。駒大は、入れ替え戦に向けてベストメンバーを温存した法大から、大量の勝ち点を得て3位へ。東洋大が5位となった。
クライマックスの吉野対高橋
 最下位の法大は、7月21日の神奈川県立体育センターで、2部優勝の中大と入れ替え戦に臨む。毎年、少しずつ成績を落とす法大だが、今季の総合力は昨年よりも高い。
 3部では慶大が優勝し、2部昇格をかけて専大と戦う。部員たちは「2部に上がれば早慶戦ができる」と燃えている。
全勝優勝した拓大

2013年度関東大学リーグ最終順位

1部
1位:拓殖大学(5勝0敗)
2位:東京農業大学(4勝1敗)
3位:駒澤大学(2勝3敗)
4位:日本大学(2勝3敗)
5位:東洋大学(2勝3敗)
6位:法政大学(0勝5敗)

※階級賞
[LF]王 賢吾(拓大)
[F]林田翔太(駒大)
[B]青木貞頼(東農大)
[L]藤田健児(拓大)
[LW]斉藤一貴(東農大)
[W]皆川直輝(日大)
[M]高橋 諒(拓大)


2部
1位:中央大学(5勝0敗)
2位:明治大学(4勝1敗)
3位:平成国際大学(3勝2敗)
4位:日本体育大学(2勝3敗)
5位:早稲田大学(1勝4敗)
6位:専修大学(0勝5敗)

※2部最優秀選手賞
保田克也(中央大学3年)


3部
1位:慶應義塾大学
2位:立教大学
3位:東京大学
4位:大東文化大学
5位:東海大学
5位:防衛大学
7位:一橋大学
8位:帝京大学


4部
1位:朝鮮大学
2位:青山学院大学
3位:國學院大学
4位:工学院大学
5位:神奈川大学
6位:芝浦工業大学
7位:神奈川工科大学
8位:国際武道大学


5部
1位:茨城大学
2位:創価大学
3位:独協大学
4位:上智大学
5位:東京理科大学
6位:明治学院大学
7位:亜細亜大学
8位:玉川大学
9位:麻布大学
10位:成蹊大学
11位:東京経済大学
12位:敬愛大学
12位:作新学院大学

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