決戦のゴングは明日

　ドイツ連邦共和国ドレスデンにおいて、明日13日「Energie　Verbund　Arena」で開催されるWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチの検診と前日計量が行われた。
　調印式は催されず、計量終了後にルールミーティングとなった。また、試合に使われる公式グローブはヨーロッパ製の「TOPーTEN」とのこと。

　計量会場は10日に公開練習で訪れたショッピングモールが使用され、一般公開の前日計量となった。
　先に挑戦者である清田祐三(29=フラッシュ赤羽)の名前がコールされ、順調な仕上がりを思わせる引き締まった身体で秤に臨んだ。清田は計量を75.9Kgと200gアンダーでクリアし、水分を補給してから「計量をパスし、まずはひと安心です。これで試合ができる(笑)。コンディションもバッチリです」と笑顔を見せ、王者スティーグリッツの印象については「それなりの選手かなと。改めてこの顔が、俺に殴られる顔なんだなと。俺にブッ飛ばさて、ボコボコにされるヤツなんだなと思いました」と気合いを入れた。

　タイトルマッチに臨む現在の心境を訪ねると清田は「日本にWBOのベルトを持って帰ります。どんな状況になっても勝つのは俺です!!」と日本人初の快挙達成に闘志を燃やした。
　最後に「WBOチャンピオンとなり凱旋しますので、楽しみに待っていて下さい」と日本のファンにメッセージを送った。

　王者ロバート・スティーグリッツ(32=独)は76.2Kgのジャストで計量をパスし、笑顔でカメラマンのリクエストに答えファイティングポーズを取っていた。
　WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチは、現地時間の明日13日23時にゴング!!