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[試合結果]2013.6.23

マリナッジVSブローナー

 エイドリアン・ブローナー(23=米)が3階級制覇をかけてWBA世界ウェルター級王者ポール・マリナッジ(32=米)に挑んだ注目の一戦は22日(日本時間23日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。

※マリナッジ対ブローナーは明日24日(月)午後8時から、WOWOWライブで再放送の予定
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○エイドリアン・ブローナー(米)
 12R判定(2対1)
●ポール・マリナッジ(米)

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 オッズは10対1でブローナー有利だったが、試合地が王者の地元ということで「ポーリー」コールのなかで戦いは始まった。声援に後押しされるように、まずはマリナッジが先制。様子見の挑戦者を軸にサークルしながら速い左ジャブを突いて好調をうかがわせた。これに対しガードを上げながら徐々に圧力を強めて出たブローナーは3R、右クロスから左フックを浴びせて流れを引き寄せる。これを機に主導権はブローナーに移り、マリナッジは可動範囲が狭まってしまう。
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6R、挑戦者の左ボディブローでマリナッジは苦しい状況に追い込まれるが、折々で左を突いて追撃を免れた。9R、さらにブローナーは右アッパー、右ストレートで王者を追い立てたが、ここでもマリナッジが意地を見せてフォローを許さなかった。
 手数ではマリナッジが勝り、有効打と強打ではブローナーが上回ると試合だったが、新王者誕生は間違いないところと思われた。しかし、判定は2対1に割れた。意外なことにジャッジのひとりが115対113でマリナッジの勝利を支持したのだ。残る二者が115対113、117対111でブローナーを支持したため大きなトラブルに発展することはなかったが、不穏な空気が漂ったのは事実だ。
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 7連続KO勝ちを逃し、2年3カ月ぶりに判定勝負を経験したブローナーは27戦全勝(22KO)。初の12ラウンドを体験したことで、またひとつ経験値を上げたといえる。「マリナッジは手数を出していたけれど、大して当たってはいない。あんなのはシャドーボクシングと同じさ」と9歳上の前王者を切り捨てた。ライト級王座を持ったままウェルター級に転向したが、今後については「誰が来てもOK。誰とでも戦う」と言うに留まった。
 敗れたマリナッジは37戦32勝(7KO)5敗。「ブローナーは大して手数を出していないじゃないか。1Rにつき30秒ぐらいしか仕事をしていない。あれで勝ちはないだろう。ベルトを奪うような戦い方じゃないよ」と新王者とジャッジに苦言を呈していた。
スコアシート
 アンダーカードで行われたWBC世界スーパーミドル級王座決定戦は、サキオ・ビカ(34=カメルーン/豪)がマルコ・アントニオ・ペリバン(28=メキシコ)に2対0の12R判定勝ちを収めた。両者合わせて3度のスリップダウンがあった打撃戦だったが、採点は116対112、115対113、114対114でビカに軍配が挙がった。新王者は39戦32勝(21KO)5敗2分。初黒星を喫したペリバンは21戦20勝(13KO)1敗。

 また、同じく前座ではジョナサン・バンクス(31=米)対セス・ミッチェル(31=米)のWBCインタナショナル&NABO北米ヘビー級タイトルマッチが行われ、ミッチェルが3対0の12R判定勝ちを収めている。3Rに右アッパーから右をフォローしてダウンを奪ったミッチェルだが、3Rには自身がダウン寸前に陥るなど危ないシーンもあった。ブーイングのなかで試合終了のゴングを聞いたミッチェルは28戦26勝(19KO)1敗1分。昨年11月の雪辱を許したバンクスは32戦29勝(19KO)2敗1分。

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