ゴロフキン、調整は順調

　3月の石田順裕(グリーンツダ)戦がそうだったように、最近のゴロフキンはアベル・サンチェス・トレーナーとビッグベアで集中トレーニングを積んで試合に臨むパターンが恒例化している。今回も同様で「異なるタイプにも対応できるような満足のいく練習ができている」とゴロフキンも満足そうだ。
　8人目の刺客マックリン(33戦29勝20KO4敗)は昨年3月に現WBC王者セルヒオ・マルチネス(亜)に挑戦し、11Rに2度のダウンを喫してTKO負けを喫したが、自身も7Rにダウンを奪っている。来年にはマルチネス戦を実現させたいとしているゴロフキンにとって、間接的に力量を図るにはマックリンは最適の相手といえる。「マックリンはマルチネスとも接戦を展開していたので、私にとっても難しい試合になるだろう」と話している。16日現在、オッズは13対2でゴロフキン有利と出ている。これをクリアした場合、ゴロフキン陣営は年内にさらに2試合を行うプランを持っているという。