18古河ジムが再スタート

　元日本・東洋太平洋スーパーフェザー級&ライト級王者・長嶋建吾を輩出し、北関東のボクシング界を牽引してきた18古河ボクシングジムだが、これまで拠点としていた茨城県古河市東から、古河市上辺見に6月1日に移転した。
　9日、18古河ジムは多くの後援者、ボクシング界関係者を招き、新たなジムのお披露目パーティーを催した。

■18古河ボクシングジム
■会長:長嶋 清
■住所:茨城県古河市上辺見1309-17住友第一ビル2階
■お問合せ:TEL.080-5518-8118

　パーティーには、世界チャンピオン界・ガッツ石松会長、東日本ボクシング協会・大橋秀行協会長を筆頭に、東日本協会所属のジム会長たち、そして現役組からはWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)が駆けつけ華を添えた。

　ジムのリングに上がった18古河ジム・長嶋清会長は「3月に古河駅前のジムを閉めましたが、6月に入り新たなジムをオープンすることができました。北関東から世界チャンピオンを誕生させられるよう頑張ります」と力強く再出発の挨拶となった。

　続けて、東日本協会・大橋協会長がマイクを握り「このジムから、建吾選手のような日本・東洋チャンピオンが、そして世界チャンピオンが生まれることを願っています。そ して後援会の皆さん、チャンピオンを誕生させるために、たくさんチケットを購入して下さい」と祝辞を送り、最後に笑いを誘った。

　現役世界王者として出席した内山は「長嶋会長とは、僕が大学1年生のときにお会いしました。確か建吾さんは6回戦か8回戦で、スパーでボコボコにされた記憶があります(笑)。トップアマからプロに転向し、第一線で活躍する選手の実力を思い知らされました。僕は建吾さんの背中を追いかけてここまで来ることができた。この18古河ジムから、世界チャンピオンが誕生することを願っています」とエールを送りリングを降りると、多くの18古河ジム後援者から記念撮影とサイン攻めとなり、内山人気の高さをうかがわせた。

　多くの後援者たちに支えられ、長嶋清会長は茨城県古河の地で新生18古河ボクシングジムをスタートさせた。これから第二・第三の長嶋建吾を生み出し、北関東にボクシング人気が再燃することを期待したい。