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[ルール改訂]2013.6.1

プロも気になるアマ規約

 先月27日、大阪市内で行われた一般社団法人・日本ボクシング連盟の通常総会後、新ルールや新規約の実施が同連盟より発表された。複数のメディアで「引き抜き防止策」と報じられた誓約書は、アマ関係者よりもプロ関係者の気になるところだろうか。その詳細について山根明・同連盟会長に伺った。
「正面からプロとお付き合いしたい」と語る山根氏
 山根氏は、AIBA(国際ボクシング協会)が改訂したルールへ、国内でも7月1日から、地方の試合も含めて「完全移行する」と明言した。これにより、アマチュア(AIBAオープンボクシング)の試合は、既存のプロボクシングにも類似した「10点法」で裁かれ、男子エリート(成年男子)の試合では、ヘッドギア着用もなくなる。すでに地方連盟の役員も、個人のブログなどで、実施に向けた取り組みを紹介し始めている。
 新規約としては、選手登録をした全選手に、同連盟宛ての「誓約書」を提出させることが義務づけられた。今後はプロボクシングなど、他の競技団体へ所属先を移す際は、事前の承認が必要となる。
 山根氏は、同連盟スタッフの苦労を踏みにじらないでほしかったと語る。
現・駒大OB会長の中島氏(右)

「中澤奨(東農大を中退してプロへ転向)は、本人が2度、あいさつに来て、私も“がんばれよ”と見送りました。大学を中退するわけですから、選手によっては、学校内でのイザコザもあるかもしれません。ですが、そこに我々が口をはさむまでは致しません。ただ、籍をアマチュアに置き、国際大会や合宿に参加した期間がある以上、我々もオリンピックに向けての投資をしているんです。スカウトをするのにも、我々の気持ちと向かい合って、正々堂々とやっていただきたかった」(山根氏)
 たとえば意図的に1年の引退期間をつくって、プロへ転向するケースも出るかもしれないが、同氏はそれも想定した上で誓約書をつくり上げたという。
 2011年から、引退後に指導者としてのアマへ復帰することが可能となり、最近でも元WBC世界Jr.フライ級王者の中島成雄氏や元日本S・バンタム級王者の三浦数馬氏が、アマへ再起している。それとは対照的に、選手のプロ転向には、ひとつのハードルがつくられた。連携を模索するプロ・アマ関係は、新しい局面を迎えているようだ。

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