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先ごろWBCからスーパーミドル級名誉王者の称号を授かったアンドレ・ウォード(米)だが、本人と周辺はこの対応に不満を隠さない。「とても納得できる対応ではない」とコメントを発し、名誉王座を返上すると声明を出している。
ウォードは昨年9月に1階級上の王者チャド・ドーソン(米)の挑戦を退けたが、その試合後に肩の異常を訴えていた。それでもケリー・パブリック(米)との防衛戦が決まったためトレーニングに入っていたが、これをキャンセル。肩の手術に踏み切った。こうしたなかWBCはウォードを名誉王者に昇格させ、サキオ・ビカ(カメルーン/豪)対マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)で王座決定戦を行うことを決定。試合は6月22日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる予定だ。
これに対しウォードと陣営は立腹。次のような内容の声明を出している。「私のタイトルを剥奪して名誉王者にする権利はWBCにはないと考えている。この対応には納得できない。何度かWBCと話し合いの場を持ったが合意するには至らず、この裁定には承服しかねる。ドーソン戦で肩を傷めて手術したけれど、定められた期限内には復帰できる。私は自分の主張が正しいと信じている。名誉王座は返上する」―どんなかたちでけりがつくのか、しばらく事態を見守りたい。
これに対しウォードと陣営は立腹。次のような内容の声明を出している。「私のタイトルを剥奪して名誉王者にする権利はWBCにはないと考えている。この対応には納得できない。何度かWBCと話し合いの場を持ったが合意するには至らず、この裁定には承服しかねる。ドーソン戦で肩を傷めて手術したけれど、定められた期限内には復帰できる。私は自分の主張が正しいと信じている。名誉王座は返上する」―どんなかたちでけりがつくのか、しばらく事態を見守りたい。