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IBF世界ウェルター級王者デボン・アレクサンダー(米)対リー・パーディ(英)と、IBF世界スーパーライト級王者レイモント・ピーターソン(米)対同級WBC暫定王者ルーカス・マティセ(亜)のノンタイトル12回戦は18日(日本時間19日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティで行われる。4選手は17日に前日計量に臨んだが、そこでパーディが計量失格という失態を犯した。
大会ポスター
近年、世界戦での体重オーバーが目立つ。記憶に新しいところでは昨年3月のエリック・モラレス(メキシコ)、4月のブランドン・リオス(米)、7月のエイドリアン・ブローナー(米)といった例がある。プロ意識の欠如を指摘する声は多い。そんななか、今回は英国からやってきた挑戦者のパーディが規定体重をつくれずに戦わずして戴冠の機会を逃した。19対1で不利が伝えられるパーディは「みんなが驚くことになるだろう」と話していたが、それはリングの上ではなく前日計量を指していたのか。アレクサンダーが146.7ポンド(約66.5キロ)でパスするなか、パーディは初回の計量でリミットを1ポンド超過する148ポンド(約67.1キロ)だった。2時間の猶予が与えられたが、それでも0.2ポンド(約90グラム)落とすのがやっとだった。
これを受け関係者は善後策を検討。ノンタイトル12回戦として挙行することを決定した。ニュージャージー州コミッションはパーディの報酬15万ドル(約1530万円)の10パーセント(約153万円)を徴収し、その半分をアレクサンダーの報酬に上乗せすることを発表した。
なお、王者同士の対決として注目を集めているピーターソン対マティセは141ポンド(約63.9キロ)契約のノンタイトル12回戦として行われる。こちらはピーターソンが契約体重ちょうど、マティセは140ポンド(約63.5キロ)だった。勝者は9月7日にWBA&WBC王者ダニー・ガルシア(米)との対戦が内定している。
アンダーカーにはロンドン五輪ミドル級銅メダリスト、アンソニー・オゴゴ(英)も出場する予定だ。
これを受け関係者は善後策を検討。ノンタイトル12回戦として挙行することを決定した。ニュージャージー州コミッションはパーディの報酬15万ドル(約1530万円)の10パーセント(約153万円)を徴収し、その半分をアレクサンダーの報酬に上乗せすることを発表した。
なお、王者同士の対決として注目を集めているピーターソン対マティセは141ポンド(約63.9キロ)契約のノンタイトル12回戦として行われる。こちらはピーターソンが契約体重ちょうど、マティセは140ポンド(約63.5キロ)だった。勝者は9月7日にWBA&WBC王者ダニー・ガルシア(米)との対戦が内定している。
アンダーカーにはロンドン五輪ミドル級銅メダリスト、アンソニー・オゴゴ(英)も出場する予定だ。