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[試合結果]2013.5.12

ダルチニャンが再起2勝目

 昨年4月に来日して山中慎介(帝拳)に挑戦、激闘を展開した元2階級制覇王者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪/米)が11日(日本時間12日)、米国テキサス州ラレドのリングに上がりハビエル・ガジョ(米)に4R26秒TKO勝ちを収めた。
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 サウスポーのダルチニャンは2R、自慢の強打を炸裂させ2度のダウンを奪った。これで勝負は決したかと思われたが、このあとがガジョが反撃。一転してダルチニャンは膝を揺らしてダウン寸前の窮地に陥った。これを凌いだ元王者はラウンド終了直前にもう一度ダウンを追加。再び流れを取り戻した。そして4R、この試合4度目のダウンを奪い、レフェリー・ストップに持ち込んだ。
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 スーパーバンタム級でWBO1位、WBC2位、IBF7位にランクされる37歳のダルチニャンは、これで山中戦後2連勝。今春、マネージャーを代えトップランク社系になったため、WBC王者ビクトル・テラサス(メキシコ)かWBA&WBO王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)への挑戦が有力視されている。8月3日、メキシコ市でテラサスに挑戦という情報もある。ガジョは26戦18勝(10KO)7敗1分。

 前座には08年、12年両五輪に出場したオスカル・バルデス(メキシコ)がフェザー級6回戦に出場、ロッコ・エスピノサ(米)に1R2分58秒KO勝ちを収めた。3度のダウンを奪う完勝だった。22歳のバルデスは4戦全KO勝ち。エスピノサは12戦4勝7敗1無効試合。

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