粟生、初防衛戦決定!!

　挑戦者ロハス(26)は、昨年行われたエクトール・ベラスケス(メキシコ)との王座挑戦者決定戦で判定勝ちを収め挑戦権を獲得。アマ時代の世界選手権では銅メダルを獲得し、プロ転向後は21戦20勝(13KO)1敗の戦績を誇る強豪だ。
　会見で粟生は「取るよりも難しいといわれる初防衛戦。守るのではなく挑戦者の気持ちで戦う」とタイトル初防衛に決意を語った。
　また、関西では同日にWBC世界バンタム級タイトルマッチ「王者・長谷川穂積(真正)VS挑戦者・同級4位ネストール・ロチャ(米)」、WBA世界ミニマム級タイトルマッチ「王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)VS高山勝成(真正)」のダブル世界戦が行われる。
　ここ3試合全て2R以内のKO勝ちと、ノリに乗る安定王者・長谷川は、9度目の防衛戦に臨む。高山は3度目の王座復帰を懸け、前王者・新井田豊(横浜光)からベルトを奪った無敗(23勝20KO)の王者ゴンザレスに挑む。
　尚、粟生と長谷川の試合は同日夜、日本テレビ系列で放送される予定。

■WBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦
王者・粟生隆寛(帝拳)VS挑戦者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
■日時:2009年7月14日(火)
■会場:東京・JCBホール
■お問合せ:帝拳ジム TEL.03-3269-6667