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[試合結果]2013.5.5

デ・レオンVSマレス

 4日(日本時間5日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われたフロイド・メイウェザー(米)対ロバート・ゲレロ(米)の前座では、興味深いカードが組まれていた。セミファイナルではWBC世界フェザー級タイトルマッチ、王者ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)対元2階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ/米)の12回戦が行われた。
○アブネル・マレス(メキシコ/米)
 9R2分20秒TKO
×ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)
採点表
 初回、マレスは変則サウスポーのデ・レオンのパンチの軌道を見極めるためか慎重なスタートを切った。2Rに入って圧力をかけ始めたマレスはラウンド終了間際、左フックから右をヒットしてダウンを奪う。4R、デ・レオンも左を返してダメージを与え盛り返すが、強引に詰めることはできない。これを機にデ・レオンが圧力をかけマレスが適度に足をつかいながら機を見て出入りする展開となる。採点の難しいラウンドが続いたあと7Rにはデ・レオンの左がマレスを脅かし始め、体を沈めてじわじわと出る王者に対し挑戦者は後退するシーンが多くなる。
 そんな流れが突然変わったのは9Rのことだった。押され気味だったマレスがクリンチ際に放った右フックで王者が背中からダウンしたのだ。立ち上がったデ・レオンに対しマレスはロープに詰めて右を連続してヒット、一気にレフェリー・ストップを呼び込んだ。
 バンタム級、スーパーバンタム級に続いて3階級制覇を達成したマレスは「彼のペースにならないように注意して戦った。いくつか左も食ったけれど効いてはいなかった。スーパーバンタム級でもやれるが、このままフェザー級で戦っていってもいい」とコメント。戦績は27戦26勝(14KO)1分。初防衛に失敗したデ・レオンは49戦44勝(35KO)5敗。
 アンダーカードでは前IBF世界バンタム級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)と、元WBA世界スーパーフライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)のUSBA全米スーパーバンタム級王座決定戦が行われた。
 ともに好戦的なタイプとあって初回から中間距離で激しいパンチの交換となったが、パンチの正確さと防御で勝るサンタ・クルスが抜け出す。3Rに右アッパーからワンツーでダウンを奪い4Rには連打を浴びせてムニョスを大きく泳がせた。一方的になった5R、サンタ・クルスは連打でダウンを追加。ムニョスはカウント途中で立ち上がったが、セコンドが棄権を申し出た。TKOタイムは5R1分5秒。バンタム級王座を返上してスーパーバンタム級に転向したサンタ・クルスは24歳。戦績を25戦24勝(13KO)1分に伸ばした。敗れたムニョスは41戦36勝(28KO)5敗。KO(TKO)負けは15年のキャリアで初めてだった。
 世界ランカー対決となったNABF北米ミドル級王座決定戦は、ジェイレオン・ラブ(米)が2対1の10回判定勝ちを収めた。序盤から主導権を握ったラブだが終盤に失速。6Rにロサドの右フックを浴びてダウンを喫し、その後も何度か窮地に陥った。それでもラブは最後まで粘って戦い抜き、際どい判定を拾った。採点はひとりが95対94でロサドの勝利とつけたが、残る二者が97対92、95対94でラブの勝利を支持した。ブーイングのなかで勝者コールを受けた25歳のラブは16戦全勝(8KO)。今年1月、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)の持つWBA世界ミドル級王座に挑んで7RTKO負けを喫しているロサドは連敗となった。戦績は28戦21勝(13KO)7敗。

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