今季開幕まで1週間!!

　ボクシング部のエリート大学生たちは大型連休も返上中して最終調整中!!

　関東大学リーグ戦の今季開幕が、1週間後の11日に迫った。昨年はまれに見る大混戦だったが、今年は4連覇を狙う東京農業大学(清水智信OB、五十嵐俊幸OB、井岡一翔OBがプロで世界王者)の前評判が抜群にいい。昨年の接戦から、今季の日程まで、改めておさらいしたい。

[昨年度の結果]
優勝:東京農業大学(※3連覇)
準優勝:拓殖大学
3位:駒沢大学
4位:日本大学
5位:法政大学
6位:日本体育大学(※入れ替え戦で東洋大に敗れて降格)

　昨年は新興勢力、駒大(中島成雄OBがプロで世界王者。清水聡OBが五輪銅メダル)の前評判が高く、1週目に名門・拓大(内山高志OB、八重樫東OBが現・世界王者)を見事攻略。だが、そこからは僅差で東農大、日大(平仲明信OBがプロで世界王者)に敗れて3位にとどまった。一方で、2週目から巻き返しを図ったのが拓大だった。日大、そして2連覇中だった東農大にも勝利。シーズン通算5勝1敗で終わらせたが、勝ち点の数で、最後は東農大が関東王者の地位を守った。
　各校の関係者に戦前予想を尋ねると、今年は「東農大が難攻不落」と口をそろえている。昨年のレギュラーが、ほとんど抜けていないからだ。それについて、東農大の主将を務める青木貞頼は「本当ですか?」と意外そうに目を丸くし「とりあえず、チームの雰囲気はいいです。去年のレギュラーの技術的な成長も実感していますし、一体感を大事にして頑張ります」と語った。

■第66回 関東大学ボクシング・リーグ戦
会場:後楽園ホール

◎5月11日(土) 10:00開始
[2部]日体大-明治大、中央大-平成国際大、早稲田大-専修大
[1部]東京農業大-東洋大、拓殖大-法政大、駒澤大-日本大

◎5月25日(土) 10:00開始
[2部]日体大-平成国際大、早稲田大-明治大、中央大-専修大
[1部]東京農業大-法政大、駒澤大-東洋大、拓殖大-日本大

◎6月8日(土) 10:00開始
[2部]中央大-早稲田大、日体大-専修大、平成国際大-明治大
[1部]拓殖大-駒澤大、東京農業大-日本大、法政大-東洋大

◎6月22日(土) 10:00開始
[2部]専修大-平成国際大、中央大-明治大、日体大-早稲田大
[1部]日本大-法政大、拓殖大-東洋大、東京農業大-駒澤大

◎7月13日(土) 9:00開始
[3部]各階級決勝
[2部]専修大-明治大、早稲田大-平成国際大、日体大-中央大
[1部]日本大-東洋大、駒澤大-法政大、東京農業大-拓殖大

■第48回 関東大学ボクシング 3部トーナメント戦
会場:神奈川県立体育センター

◎5月18日(土) 1回戦(フライ級)
◎5月19日(日) 1回戦(バンタム級、ライト級)
◎6月29日(土) 1回戦(L・ウェルター級、ウェルター級)
◎6月30日(日) 準決勝(全階級)
◎7月13日(土) 決勝(全階級) ※決勝のみ後楽園ホール


■入替戦
会場:神奈川県立体育センター
◎7月21日(日)