小関・富樫、王座防衛!!

　2日、後楽園ホールで開催された五大タイトル「WBC女子世界アトム級&WBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ10回戦」。アトム級王者・小関桃(青木)、ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)の2人は、判定3-0で揃って2度目の王座防衛に成功した。

　第一試合に行われたWBC女子世界アトム級タイトルマッチ「王者・小関桃VS同級1位・池山直(西日本)」の一戦は、クリンチが多い展開になるも、序盤から左ストレートをヒットさせ主導権を掴んだ小関が、判定3-0(99-91,100-92,100-91)で2度目の王座防衛に成功した。
　試合後小関は「一試合目からしょうもない試合をしてスミマセン。(防衛は)首の皮一枚つながりました。もっと良い試合が出来るよう頑張ります」と反省の弁に終始した。

　続く第2試合、WBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ「王者・富樫直美VS同級15位・OAゴーキャット・ジム」の一戦は、富樫がゴーキャットとの間合いに苦戦するも、判定3-0(96-94,96-93,97-92)で2度目の王座防衛に成功した。
　試合後の会見で富樫は「やりずらかった。練習してきたことが生かせず、試合中にイライラしてしまった。不完全燃焼です。」と小関同様、反省のコメント。次戦については「次のことは考えられない。今はもっと練習したい」と語った。