女子世界タイトル調印式!!

　明日、後楽園ホールで開催されるWBC女子世界タイトルマッチの調印式と計量が1日、都内で行われた。WBC女子アトム級タイトルマッチ「王者・小関桃(青木)VS挑戦者・同級1位・池山直(西日本)」、WBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ「王者富樫直美(ワタナベ)VS挑戦者・同級15位OA・ゴーキャットジム(タイ)」の四選手はともに順調な仕上がりを見せ、調印式後の会見で明日のタイトルに賭ける意気込みを語った。

■WBC世界アトム級タイトルマッチ10回戦
王者・小関桃(青木)
「今回は走り込み合宿も2回行い、スパーリングも充分出来た。体調も万全で、明日はやるだけ。気持ちは盛り上がっています。女子の評価を上げる試合をします。(池山の印象)小柄だが前に出てパンチの強い選手。臨機応変に戦います」

WBC世界同級1位・池山直(西日本)
「体調はまぁまぁ。この現場(会見場)にいる事に緊張している。明日は平常心で試合に挑みます。(小関の印象)テクニック・スピードがある選手だと思う。如何に自分が中に入れるかがカギ」

　小関・池山共に48.8kg・107P1/2で計量をクリアし、明日のタイトルに挑む。果たして王者・小関が最強挑戦者・池山を退け、小関政権を確立するのか。キャリアで上回る池山が王者・小関を降し、悲願の世界を掴むのか…。

■WBC女子世界Lフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・富樫直美(ワタナベ)
「勝つ為の準備はしてきた。後は戦うだけ。練習で発見した事を出して勝ちたい。戦うイメージは出来ています。(相手の印象は)もう少し背の高いイメージだったが実際はそう感じなかった」

WBC女子世界同級15位OA・ゴーキャットジム(タイ)
「チャンスをありがとう。明日は世界王者になる為に精一杯戦う。(富樫の印象は)可愛いですね」
　
　こちらも共に46.0kg・101O1/2と、同ウエイトで計量をクリア。急遽、挑戦者が変更した今回のWBC女子ライトフライ級タイトルマッチ。富樫が王者の貫禄を見せ付けるのか。ゴーキャットジムがチャンスを活かし王座奪取となるのか…。日本女子ボクシングをリードする小関・富樫、運命のゴングは明日!