宮尾綾香の次戦は!!

　今年2月、WBA女子世界ライトミニマム級王者・宮尾綾香(大橋)は、判定で秋田屋まさえ(ワイルドB)を退けタイトル初防衛に成功した。
　鬼門突破から約2ヵ月が経った4月24日、宮尾は所属する横浜市内・大橋ジムに報道陣を招き、2度目の防衛戦が決定したことを発表した!!

■WBA女子世界Lミニマム級タイトルマッチ
王者・宮尾 綾香(大橋)VS挑戦者・安藤 麻里(フチュール)
■日時:6月24日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:大橋ジムTEL.045-314-1994

　会見の冒頭、大橋秀行会長から「宮尾綾香の2度目の防衛戦が決定しました。対戦相手は、前王者の安藤麻里選手(フチュール)です!!」と最強挑戦者が発表されると、王者・宮尾は「ガンバります(笑)。やっぱり初防衛戦は緊張したし、試合内容にも納得していない。安藤戦は落ち着いて戦いたい」と前回よりも安定したボクシングをしたいとコメント。

　前王者・安藤と立場を変えた再戦について尋ねられ宮尾は「1回戦っている相手で、お互いに良いところも悪いところも分かっている。タイトルを獲りにくる気持ちも理解できるし、気持ちで負けないようにしたい」と強い心で迎え撃つと語り、続けて大橋会長は「安藤選手は気迫を全面に出し向かってくるだろうし、ベルトを獲り返そうという気持ちも強いでしょう。ここで宮尾には巧く捌いてほしい。ガチャガチャのボクシングではなく、女子を代表する戦いをしてもらいたい!!」と愛弟子にエールを送った。

　最後に意気込みを求められ宮尾は「エキサイティングで、これぞ女子と言われる試合を見せたい。一歩一歩着実に進み、前回よりもスピードとテクニックで上回りたいし、バッティングや反則のない、美しく綺麗なボクシングが理想ですね!!」と意欲を見せた。

　この日はアンダーカードで、次期挑戦者決定戦として黒木優子(YuKO)VS花形冴美(花形)が行われる。QUEEN宮尾綾香はタイトル防衛V2を成し遂げ、次の挑戦者が待ち構えるリングに進むことができるのか…