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世界戦を経験したこともあるミドル級のホープ、ダニエル・ジェイコブス(米)が27日(日本時間28日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターのリングに上がる可能性が高くなった。
この日はWBA&WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米)対ザブ・ジュダー(米)がメインだが、その前座にジェイコブスは登場の予定だ。相手はまだ決まっていない。
ジェイコブスは全米王者になるなどアマチュアで活躍後、07年にプロ転向。ゴールデンボーイ・プロモーションズのバックアップもあって早い出世を果たし、10年7月にはWBO世界ミドル級王座決定戦に出場。ここではディミトリー・ピログ(露)に5回TKO負けを喫したが、再起して2KO勝ちを収めた。病魔が襲ったのは、そんな折りだった。骨癌であることが判明したのだ。もちろん試合どころではなくなり、多くの時間を治療に割くことになった。
治療の甲斐あって快方に向かい、ジェイコブスは12年10月に19カ月ぶりに戦線復帰を果たし、1RTKO勝ちを収めた。12月にも5R終了TKO勝ちを飾っている。こうした不屈の精神と努力が認められ全米記者協会から表彰もされた。現在の戦績は25戦24勝(21KO)1敗。
治療の甲斐あって快方に向かい、ジェイコブスは12年10月に19カ月ぶりに戦線復帰を果たし、1RTKO勝ちを収めた。12月にも5R終了TKO勝ちを飾っている。こうした不屈の精神と努力が認められ全米記者協会から表彰もされた。現在の戦績は25戦24勝(21KO)1敗。