八重樫にベルトが届く!!

　今月8日、両国国技館で五十嵐俊幸(帝拳)を撃破し、飛び級で世界2階級制覇を成し遂げ、WBC世界フライ級新王者となった八重樫東(大橋)のベルト授与式が21日、後楽園ホールで開催された「日韓親善対抗戦」のリングで行われた。
　緑のベルトを肩から下げた八重樫は、新たなビッグマッチに向けて走りだした!!

　マイクを手にした八重樫は「2階級制覇よりも、五十嵐選手に勝てたことが嬉しい(笑)。戦っていて、自分が成長したことを実感できました!!」と世界奪取よりも、ライバルからの初勝利に笑顔を見せた。

　WBC世界フライ級王者として、今後の防衛ロードを尋ねられ八重樫は「当面はこのベルトを守っていくことが重要になりますが…。できるならば、去年の6月に戦って負けている井岡一翔選手にリベンジしたい!!僕はやられたらやり返すのが基本ですから。井岡戦が実現したならば、八重樫東の応援をお願いします!!」と音速の拳は井岡との再戦をアピールすると、満員の後楽園ホールは大歓声に包まれた。

　初防衛戦は、WBC世界同級1位エドガー・ソーサ(メキシコ)との指名試合になることが濃厚である。八重樫東は最強挑戦者を退け、井岡一翔を迎え撃つ復讐戦を実現させることができるのか…。