帝里、実力で奪ってみろ!

　本来のスタイルで勝負!!帝里木下(千里馬神戸)は2度の防衛戦でベルトを守ったが、持ち味の距離を活かしたボクシングは影を潜め、不本意な内容が続いてきた。
　タフネスで鳴らすトップコンテンダーと激突し、帝里は自分自身の戦いを取り戻し、日本最強を証明することができるのか…。

■日本Sフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・帝里 木下(千里馬神戸)VS挑戦者・白石 豊土(協栄)
■会場:神戸サンボーホール
■日時:3月31日(日)
■お問合せ:千里馬神戸ジムTEL.078-241-2428

日本Sフライ級王者
帝里 木下(千里馬神戸)
■2度の防衛戦、ベルトを守ったが快勝と呼べる内容ではなかったと思いますが?
帝里　そこは僕自身が一番分かっています…。チャンピオンとして気負いというか、考えているボクシングができず、守りに入っていた。それで歯車が狂い、足が止まり打ち合いを展開してしまった…。

■V3戦はどんなテーマでリングに臨みますか?
帝里　自分の持ち味である、動き回るボクシングを発揮したい。僕はパワー勝負のボクシングではないし、右リードをコツコツ当てて、左ストレートで勝負します!!

■挑戦者・白石選手の警戒する部分は?
帝里　気持ちの強い選手ですよね。ガンガン前に出てくると思うし、僕も10ラウンドの中で何回か捕まるかも。場面場面でキッチリと打ち合うことが重要になる。

■挑戦者・白石選手にメッセージを!!
帝里　特にはないですが…(笑)。チャンカンの発表会見で、白石選手は「足を止めて打ち合ってみろ!!」と言っていたが、つべこべ言わずに実力でベルトを奪ってみろ!!

「ボクモバの目」
　3度目の防衛戦、帝里はその先にある世界最高峰を目指す上で試合内容・勝ち方と多くを問われることとなる。
　日本王者として帝里木下は指名挑戦者を迎え撃ち、自分自身のボクシングを取り戻すことができるのか!!