捲土重来期す3戦士

　世界トップ戦線生き残りをかけた3人の世界ランカーが22日(日本時間23日)、ドイツのベルリンで試合に臨む。ヘビー級のオドラニエル・ソリス(キューバ/米)、元ヘビー級王者ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン/独)、そしてウェルター級のセルクック・アイデン(トルコ/独)。3人は再びアクセルを踏み込むことができるのか。

　04年アテネ五輪ヘビー級金メダリストのソリスはウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の持つ3団体王座への挑戦が噂されたが、結局は交渉不成立に。心機一転、リーフ・ラーセン(ノルウェー/スペイン)と拳を交えることになった。元WBA世界ヘビー級の王者チャガエフはマイク・シェパード(米)との対戦が決まっている。また、昨年7月にロバート・ゲレロ(米)、今年1月にヘスス・ソト・カラス(米)に連続して判定負けのアイデンは、ジュゼッペ・ラウリ(イタリア/ハンガリー)と対戦する。戦績はソリスが19戦18勝(12KO)1敗。ラーセンが17戦全勝(14KO)。チャガエフが33戦30勝(19KO)2敗1分。シェパードが35戦20勝(9KO)14敗1分。アイデンが25戦23勝(17KO)2敗。ラウリが54戦43勝(31KO)11敗。