三鷹ラブ!小関が表敬訪問

　3月3日の防衛戦で女子最多となるV10を果たしたWBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)が19日、地元の東京都三鷹市役所を表敬訪問した。
　生まれも育ちも三鷹っ子の小関は、5年前の初防衛から今回が2度目の表敬訪問となり、2003年から市長を務める清原慶子市長とも親しい間柄だ。

　三鷹市民として活躍する小関に感謝を述べた清原市長は「以前会った時よりも良い顔になった。目力が増した」と、5年間王座を守り抜いている小関に感嘆。これに小関も「V10はひとつの区切りでまだ階段を登っている途中。今さら降りることはない。燃え尽きるまでやります」と力強く答えた。

　実は小関の父も三鷹市職員で、市職員からは"モモちゃん"と呼ばれ親しまれている。そんな三鷹を愛し愛される小関は「いつかは地元で防衛戦をやりたい」と語り、市長も是非にと希望。「これからも市民で応援の輪を広げて行きたい」と全面バックアップを約束した。

　次戦について有吉会長は「海外での話もあるが、小関の出身大学・日本女子体育大学(世田谷区北烏山)の10月の学園祭内での防衛戦興行も考えている」と明かした。