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WBO世界スーパーライト級王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が、ティモシー・ブラッドリー(米)が保持するWBOのウェルター級王座に興味を示している。
マルケスは昨年12月に宿敵マニー・パッキャオ(比)との4度目の対決で6回KO勝ち。今秋にはプロモーターが2000万ドル(約19億円)もの報酬を提示して第5戦を計画しているが、マルケス本人は「5度目の対決は無意味」と話している。その代わりに興味を示しているのがWBOのウェルター級王座だ。マルケスは11年11月、パッキャオが保持していた同王座に挑戦したが、不本意な判定負けを喫している。勝てば5階級制覇となることもモチベーションを高める一因になっているようだ。ブラッドリーは同じトップランク社系の選手だけにマッチメークは難しくないが、人気度がもうひとつということもあり、プロモーターやテレビ局にとっては歓迎せざるカードといえる。
マルケスの気持ちは現役続行に傾いているようだが、夫人をはじめ家族は引退を望んでいると伝えられる。5冠を目指す前に、まずは家族との話し合いが最優先されることになる。
マルケスの気持ちは現役続行に傾いているようだが、夫人をはじめ家族は引退を望んでいると伝えられる。5冠を目指す前に、まずは家族との話し合いが最優先されることになる。