嘉陽&清田、防衛戦に向け

　13日(月)、後楽園ホールで開催される日本ライトフライ級タイトルマッチ「王者・嘉陽宗嗣(白井具志堅)VS挑戦者・國重隆(大阪帝拳)」、東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ「王者・清田祐三(フラッシュ赤羽)VS挑戦者・李在明(韓国)」のダブルタイトルマッチ。“王者の競演”と銘打たれた日本王者・嘉陽宗嗣と東洋王者・清田祐三の防衛戦だ。
　両雄はこの一戦に勝利し、その先に見据えるは世界のリングである。嘉陽は師である具志堅会長が巻いた世界ライトフライ級王座を目指し、清田は日本人初となる前人未到の世界スーパーミドル級王座を目指す。
　共に負けられない戦いを目前に控え、嘉陽&清田の両王者が当サイトに意気込みを語ってくれた。

■日本Lフライ級王者
嘉陽宗嗣(白井具志堅)
□國重戦に向けて意気込みをお願いします。
嘉陽「前回(2008年2月11日)の対戦が不完全決着のドローだったので、13日は明確な勝ち方をします。(試合の見所について)こればっかりはゴングが鳴らないとわからないですが、これまでサウスポーを相手にし、順調に対策を立てて来ました。仕上がりは万全ですよ」

□挑戦者・國重選手にメッセージをお願いします。
嘉陽「13日を楽しみに待ってろよ!!」

　嘉陽宗嗣と國重隆は2008年2月に対戦し、偶然のバッティングにより嘉陽が負傷。この負傷により、5R負傷判定ドローの裁定が下されている。今回、再び同じシュチュエーションで両者は対峙し、まさに決着戦となる。王者・嘉陽が挑戦者・國重を降し、世界挑戦に前進するのか。挑戦者・國重が王者・嘉陽を降し、日本王座を奪取するのか。果たして日本ライトフライ級王座をその腰に巻くのは…。

■東洋太平洋Sミドル級王者
清田祐三(フラッシュ赤羽)
□13日のV2戦に向けて意気込みをお願いします。
清田「もう相手をキムチ色にして絶対勝ちます。野球のWBCでも日韓戦は燃えましたが、俺と李の日韓戦も燃えますね!!試合は俺の圧倒的な勝利で、熱い試合をしますよ!!だけど、WBCはあんまり観てないんですよね(笑)」

□挑戦者・李選手にメッセージをお願いします。
清田「俺のパンチはキムチより辛いよ。カプサイシン出しまくってやるぜ!!大和魂見せてやるから覚悟して日本に来いよ。俺のパンチは激辛だからな!!」

　昨年10月、正規王者ウエイン・パーカーJr(豪)を2RKOで葬り、暫定を取り払い、真王者となった清田祐三。今回が2度目の防衛戦であり、その先を見据える上では勝ち方と試合内容が問われる重要な一戦となる。日本人最重量級王者・清田の戦いに注目が集まる。

■日本Lフライ級タイトルマッチ
王者・嘉陽宗嗣(白井具志堅)VS挑戦者・國重隆(大阪帝拳)
■東洋太平洋Sミドル級タイトルマッチ
王者・清田祐三(F赤羽)VS挑戦者・李在明(韓国)
■日時:4月13日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:フラッシュ赤羽プロモーションTEL.03-3957-4433 白井具志堅スポーツジムTEL.03-5377-5535