新井田豊引退式!!

　新井田の師である故・関光徳氏の遺影と共にリングに上がった新井田豊。昨年9月15日、ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)に4RTKOで破れ、WBA世界ミニマム級王座から陥落。その後、引退を表明していた新井田だが、引退式のリングに上がったその顔は全てをやり尽くした穏やかな表情をしていた。
　リング上でマイクを持った新井田は「このような時間を頂きありがとうございます。関会長や沢山の人達に支えられてボクシングが出来て幸せでした。ボクシング関係者、ボクシングファンの皆様、今までありがとうございました」と会場のファンに最後の挨拶を行った。
　10カウントゴングの後、リングアナウンサーが最後の新井田豊コールを行い、万来の拍手の中、WBA世界ミニマム級王者・新井田豊は後楽園ホールのリングを後にした。