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3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が5月4日(日本時間5日)、ドイツのマンヘイムでフランチェスコ・ピアネッタ(イタリア)を相手に防衛戦に臨むことになった。クリチコ兄弟が主宰するK2プロモーションズが4日、正式発表したもの。
試合が行われるサップアリーナはクリチコにとって験のいい会場といえる。06年4月、クリス・バード(米)を7回TKOに屠ってIBF王座を獲得した場所なのだ。以来7年、WBOとWBA王座もコレクションに加え、13度の防衛に成功している。3月25日に37歳になるが、衰えはみられない。「ピアネッタのことはリスペクトしている。彼は若いし闘志もある。それにサウスポーだしね」と警戒している。戦績は62戦59勝(50KO)3敗。
挑戦者のピアネッタは29戦28勝(15KO)1分のサウスポー。WBAで12位、WBOで9位にランクされているが、欧州王座を獲得した以外は世界的な実績は皆無。ガンの治療のため09年から1年間は活動を停止していたが、戦線復帰後は8連勝(2KO)を収めている。厳しい予想のなかでリングに上がることになるが、こちらも番狂わせを起こすと意気込んでいる。「昨年、クリチコのスパーリング・パートナーを務めたことがあるので、彼の弱点は分かっている。不利の予想なのは仕方ないが、クリチコをKOして世界を驚かせてみせるよ」
挑戦者のピアネッタは29戦28勝(15KO)1分のサウスポー。WBAで12位、WBOで9位にランクされているが、欧州王座を獲得した以外は世界的な実績は皆無。ガンの治療のため09年から1年間は活動を停止していたが、戦線復帰後は8連勝(2KO)を収めている。厳しい予想のなかでリングに上がることになるが、こちらも番狂わせを起こすと意気込んでいる。「昨年、クリチコのスパーリング・パートナーを務めたことがあるので、彼の弱点は分かっている。不利の予想なのは仕方ないが、クリチコをKOして世界を驚かせてみせるよ」