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佐藤洋太(協栄)が王座に君臨するWBCのスーパーフライ級で1位にランクされるカルロス・クアドラス(メキシコ)が2日(日本時間3日)、メキシコのリオブラボで元世界ランカーのビクトル・サレタ(メキシコ)に7回TKO勝ちを収めた。これでクアドラスは28戦全勝(23KO)。佐藤に無言のプレッシャーをかけるかたちとなった。
サレタは昨年11月にレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の持つIBF世界バンタム級王座に挑んだ(9回TKO負け)強豪だが、クアドラスはそのサレタを序盤から圧倒した。スピード、パワー、テクニックで勝る24歳のホープは7回、左右のコンビネーションを浴びせて試合を終わらせた。クアドラスは08年5月にプロデビューし、日本のリングにも4度(全KO勝ち)上がっている。前戦では初めて12回を戦い抜くなど一戦ごとに着実に経験値を上げている。