海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
1月19日に米国ニューヨークで行われたスーパーフェザー級タイトルマッチの採点に関し、WBOは「決定的なミスやルール違反は確認されなかった」と判断を下した。これにより、引き分けで王座を防衛したローマン・マルチネス(プエルトリコ)とファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)の即再戦はなくなった。
問題の試合はマジソン・スクエア・ガーデンのサブアリーナ、通称「シアター」で行われた。全般を通してブルゴスが優勢と見られたが、採点は117対111(ブルゴス)、116対112(マルチネス)、114対114の三者三様でドローとなった。マルチネスの勝利とつけたジャッジと引き分けとつけたジャッジに批判が集まり、WBOも5人の審判員に映像を見て採点させるなど独自に調査。しかし、不正はなかったとの結論に達し、選手権委員会がこの日の判断を下した。マルチネスは4月6日に中国のマカオでディエゴ・マグダレノ(米)を相手に2度目の防衛戦に臨むことが決まっている。