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元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者、石田順裕は3月30日(日本時間31日)、フランスの南東に位置するモナコのモンテカルロでWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)に挑戦するが、オッズは圧倒的にゴロフキン有利と出ている。
石田が元世界王者の肩書を持つとはいえ、最近の2試合で敗れているとあっては不利の予想は仕方あるまい。ましてや6連続KO防衛を含め25戦全勝(22KO)の強打者ゴロフキンが相手では石田に有利な材料を見つけ出すこと自体が難しいといえる。オンラインカジノでも絶望的ともいえる数字が出ている。Oddschecker.comは41対1でゴロフキン有利、石田の勝利には11倍の高配当がついている。Bet365はさらに大差で50対1、石田勝利は同じく11倍となっている。
石田自身は「不利は承知のうえ」と話しているが、「負けるためにリングに上がるわけじゃない」と、番狂わせを起こす気概は十分だ。2年前、米国ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで、当時全勝だった大型ホープ、ジェームス・カークランド(米)を初回に3度倒して屠った大番狂わせが思い出される。このときのオッズは17.5対1でカークランド有利だった。3月30日、モンテカルロでその再現が見られるか。
石田自身は「不利は承知のうえ」と話しているが、「負けるためにリングに上がるわけじゃない」と、番狂わせを起こす気概は十分だ。2年前、米国ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで、当時全勝だった大型ホープ、ジェームス・カークランド(米)を初回に3度倒して屠った大番狂わせが思い出される。このときのオッズは17.5対1でカークランド有利だった。3月30日、モンテカルロでその再現が見られるか。