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WBC世界スーパーライト級王者ルーカス・マティセ(亜)の初防衛戦は1月26日、マイク・ダラス(米)を相手に米国ネバダ州ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われたが、この試合の観戦チケットの売り上げが11万6925ドル(約1075万円)だったことが分かった。
これは試合を管理するネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)が公表したもので、有料入場者は1137人、招待客が376人となっている。売れ残ったチケットが145枚あったという。試合はマティセが144秒でダラスをKO、王座を守っている。
マティセは昨年9月にもラスベガスで暫定王座決定戦を行っており、そのときは有料入場者はわずか377人、招待などの客が810人、残数は1336枚だったと報告されている。ちなみに売り上げは約65万ドル(約600万円)だったという。
大試合における選手の報酬や観客数など景気のいい話ばかりが報道される傾向にあるが、実はそれらは一部でしかない。多くのトップ選手が人気選手との対戦を熱望する裏には、そうした切実な事情があるのだ。米国でもボクシング・ビジネスを取り巻く環境は決して芳しくはないのが現状といえる。
マティセは昨年9月にもラスベガスで暫定王座決定戦を行っており、そのときは有料入場者はわずか377人、招待などの客が810人、残数は1336枚だったと報告されている。ちなみに売り上げは約65万ドル(約600万円)だったという。
大試合における選手の報酬や観客数など景気のいい話ばかりが報道される傾向にあるが、実はそれらは一部でしかない。多くのトップ選手が人気選手との対戦を熱望する裏には、そうした切実な事情があるのだ。米国でもボクシング・ビジネスを取り巻く環境は決して芳しくはないのが現状といえる。