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[ニュース]2009.3.13

粟生、涙の世界王座!!

 12日、後楽園ホールで開催されたWBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦「王者オスカー・ラリオス(メキシコ)VS挑戦者・粟生隆寛(帝拳)」の一戦。
 5ヶ月振りとなった再戦は、前回の敗戦から粟生が急成長を果たし、ラリオスを右ジャブ・左ストレートで圧倒。12Rには左ボディアッパーから右フックで遂にラリオスからダウンを奪った。試合は判定となったが、粟生は勝利を確信したのか既にリング上で泣き崩れた。
 結果は判定3-0で粟生がラリオスを降し、悲願のWBC世界フェザー級王座を腰に巻いた。前回のリベンジを果たし、粟生が遂に新時代の扉を開けた。
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 試合後の会見で、王座から陥落したラリオスは「今の気分は良い。ジャブのスピードが前回より速かった。粟生のスピード、特に左のスピードは私にとってとても嫌だった」と試合を振り返った。"また粟生にメッセージは"と問われると「おめでとう」と粟生を称え、今後に付いては「休養を取る。これからについてはプロモーターと話し合って決める。個人的には再戦をしても良い」と粟生との再戦を望んだ。
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 続いて現われた新王者・粟生は「まだ終わったばかりで実感が無い。ベルトも届いてないし」とコメント。試合の感想を聞かれると「1Rは前回と同じ様にラリオスが出て来ると思ったが、拍子抜けした。動きを見て後半勝負を賭けて来ると思った。その場で対応するボクシングが出来たし、前回の戦いでパンチは恐くないと思った。ボディだけには気をつけた。倒す事を意識すると見過ぎるので、意識はしなかった」と試合を振り返った。
 今後の課題については「このままじゃ駄目。技術面・メンタル面と全ての面でレベルアップが必要。最後行けたのが成長したかな」と更なるステップアップを語った。父と喜びを分かち合った事については「ベルトは親父の夢。抱き合って込み上げて来るものがあった。親父に"お前は最高の息子だ"と言われました」と笑顔を見せた。
 試合前には神戸で防衛戦を控える長谷川から「今日は俺達の日。絶対チャンピオンになろう」とメールで勇気をもらった事を明かした。今後の目標については「これからは強いチャンピオンを目指す。何回も防衛出来るチャンピオン。世界からも警戒される王者になる。ボクシング界を盛り上げたい。僕の力だけじゃ駄目。ジムのスタッフや他のボクサー達と盛り上げたい」として、早くも世界王者として日本ボクシング界を牽引する姿勢を見せていた。
 WBC世界フェザー級新王者となった粟生隆寛は、今後どんな戦いをリングで繰り広げていくのか。新時代の旗手となった粟生が、これからのボクシング界を引っ張る!!

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