三浦、剛腕に懸ける!!

　来る4月8日、両国国技館で開催される「The REAL」ワールドプレミアムボクシングVol.17トリプル世界タイトルマッチでは、昨年10月に粟生隆寛(帝拳)を撃破しWBC世界スーパーフェザー級王座に君臨したガマリエル・ディアス(メキシコ)の牙城に、WBC世界同級13位・三浦隆司(帝拳)が挑む!!

■ワールドプレミアムボクシングVol.17「The REAL」
WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ12回戦
王者ガマリエル・ディアイス(メキシコ)VS挑戦者・三浦隆司(帝拳)
■日時:4月8日(月)
■会場:両国国技館
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667

　2度目の世界挑戦であり、同門・粟生の仇討ちとなった三浦は「こんなチャンスは2度と巡ってこない。ディアイス戦にボクシング人生の全てを懸けます!!1月10日に父が他界し、世界のベルトを見せることが叶わなかった。何が何でも世界を獲りたい。どんな形であれ、死に物狂いで勝利を掴みます!!」と"緑のベルト"を父親の墓前に捧げると決意を漲らせた。

　王者ディアスの印象を尋ねられ三浦は「チャンピオンは誤魔化すのが巧い選手だし、動きに惑わされないようにしたい。どれだけ自分のスタイルで戦えるかだと思っています。これまでは攻める気持ちが強くなり過ぎたが、ディフェンス面でレベルアップした姿を見せたい」と攻防面で成長したボクシングで世界のリングに挑むと語った。

　再び掴んだ世界挑戦のビッグチャンス。これまで三浦は"剛腕"で勝利を引き寄せてきたが、"曲者王者"ディアイスとの一戦はディフェンスに更なる磨きを掛ける。
　世界最高峰を賭けたリング、三浦隆司は全身全霊を込めた拳で大願成就を成し遂げることができるのか…。