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[海外ニュース]2012.12.20

またも落札額は5万ドル

 IBF世界スーパーライト級王者レイモント・ピーターソン(米)の初防衛戦、対ケンドール・ホルト(米)戦の興行権入札が18日、米国ニュージャージー州のIBF本部で行われた。
 入札に参加したのはホルト側のゲイリー・ショー・プロモーターひとりだった。落札額は5万ドル(約420万円)。これを王者3:挑戦者1の割合で分配するため、ピーターソンの報酬が3万7500ドル(約315万円)、ホルトは1万2500ドル(約105万円)という計算になる。試合は90日以内、つまり3月18日までに挙行が義務づけられている。戦績は、ピーターソンが32戦30勝(15KO)1敗1分。元王者ホルトが33戦28勝(16KO)5敗。
 ピーターソンは昨年12月にアミール・カーン(英)に判定勝ちを収めて王座を獲得。今年5月にはカーンと再戦する予定だったが、抜き打ちのドーピング検査で陽性反応だったため試合は中止、保持していたWBAのスーパー王座は剥奪された。しかし、IBFはドーピング違反は意図せざるものだったとして王座据置きの措置をとった。その後、初防衛戦は指名挑戦者ザブ・ジュダー(米)と行われる計画があったが、興行権入札では自陣が5万ドルで落札。これに不満のジュダー側がダニー・ガルシア(米)への挑戦に鞍替えしたため、新たにホルトが指名挑戦者として浮上した経緯がある。しかし、今度も落札額は5万ドルという低額に留まった。

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