ブラッドリーの次戦は2/23?

　ブラッドリーは物議をかもす微差判定でパッキャオから王座を奪ったが、再戦のチャンスをファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)にさらわれてしまった。一時は12月に防衛戦かと報じられもしたが実現せず、現時点ではHBOの枠である2月23日が最有力と見られている(場所未定)。この日程はもともと1月からずれ込んだアンドレ・ウォード(米)対ケリー・パブリック(米)のWBA&WBC世界スーパーミドル級タイトル戦に用意されたものだが、さらに3月に延びることが確定的となったためブラッドリーに出番が回ってきたという経緯がある。相手は未定だが、かつて拳を交えたこともあるIBF世界スーパーライト級王者レイモント・ピーターソン(米)が候補に挙がっている。
　また、トップランク社とHBOテレビは、ダブル世界戦としてWBAスーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)の5度目の防衛戦の開催も予定している(相手未定)。リゴンドーは15日にプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)との防衛戦を予定していたが、血液検査で挑戦者に異常がみられたため試合2日前にキャンセルになった経緯がある。