奈須、中盤戦が勝負!!

　最強王者を打ち砕け!!奈須勇樹(角海老)にとってはキャリア30戦目にして掴んだタイトル初挑戦のチャンス。
　06年10月、ロッキー・フェンテス(比国)と奈須は大阪でノンタイトル10回戦で激突、両雄はフルラウンドを戦い抜くが僅差判定でフェンテスの右手が挙がっている。
　そして6年2ヶ月の時を経て2人の立場は大きく変わった。"フライ級アジア最強"として君臨するフェンテスに対し、挑戦者・奈須は若き日の"借り"を返すことができるのか…。

■東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
王者ロッキー・フェンテス(比国)VS挑戦者・奈須勇樹(角海老)
■日時:12月18日(火)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:角海老宝石ジムTEL.TEL.03-3915-8904

東洋太平洋フライ級9位
奈須 勇樹(角海老)
■フェンテス挑戦が決まった時の心境は?
奈須　ハッキリいって嬉しかったですね(笑)。フェンテス陣営とは今年の5月頃から交渉していたが、9月にフィリピンで李明浩(大阪帝拳)と決まっていたりして年内は無理だと思っていたが…。まさか年内に挑戦できるとは思わなかったし、本当に驚きました!!

■フェンテスとは6年2ヶ月振りの再戦。リベンジですね。
奈須　僕の中でリベンジという感覚はないですよ。日本フライ級王者は挑戦者に僕を指名してくれないでしょうし(笑)。それでターゲットを東洋にシフトチェンジしたら、フェンテスがチャンピオンだったということだけです。　

■改めて東洋奪取に向けて意気込みを!!
奈須　フェンテスとは噛み合うと思うし、僕が序盤から積極的に仕掛けて中盤に勝負の時がくる。怪我もなくシッカリ練習してきました。12月18日は必ず"奈須勇樹"が勝ちます!!

■ファンにメッセージを!!
奈須　ここまで来れたことに感謝しかありません。東洋というビッグタイトルを獲り、これまで応援してくれた人達に恩返しをします。絶対に勝ちますので、みんなで喜びを分かち合いましょう!!

「ボクモバの目」
　6年2ヶ月前の奈須戦を皮切りに、これまでフェンテスは6人の日本人ファイターをキャンバスに葬ってきた。
　自身から始まったフェンテスの"日本人キラー"としてのキャリアだが、奈須勇樹は自らの拳で終止符を打つ!!