衝撃の結末

　8日(日本時間9日)米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでマニー・パッキャオ(比)対ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の4度目の対戦が行われた。

〇ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
　6回2分59秒KO
×マニー・パッキャオ(比)

　小刻みに上体を揺らして前に出るパッキャオ。先にダウンを奪ったのは3Rのマルケス。右ロングフックをパッキャオのテンプルにクリーンヒット。パッキャオは吹っ飛ぶように背中から落ちた。

次にダウンを奪ったのは5Rのパッキャオ。鋭い踏み込みからコンパクトに左ストレートを振り抜くとカウンターの名手マルケスも手が出ず。

　衝撃の幕引きは『6R2分59秒』マルケスの右ストレート。鋭く踏み込んだパッキャオが左を出す瞬間!!マルケスが左に体をずらしながら出したカウンターパンチにパッキャオは前からダイブ!衝撃の失神KO!

　念願の勝利を手にしたマルケスはWBOの「CHAMPION　OF　 THE　DECADE」(10年の最優秀王者)の称号ベルトが与えられた。
※試合後パッキャオは少し休んでまたトレーニングして戦う!と笑顔を見せた。