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[試合結果]2012.11.25

SB級暫定決定戦

 WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦、スコット・クイッグと来日経験のあるレンドール・ムンローの英国対決と、元2階級制覇王者リッキー・ハットン(英)の3年半ぶりの復帰戦が24日(日本時間25日)、英国マンチェスターのMENアリーナで行われた。
○スコット・クイッグ(英)
 6回2分37秒TKO
●レンドール・ムンロー(英)

○ビャチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)
 9回2分52秒KO
●リッキー・ハットン(英)

 クイッグとムンローは今年6月、暫定王座決定戦で手合わせして3回負傷引き分けに終わっていた。正王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が順調に防衛を重ねるなかで行われる再度の暫定王座決定戦。この試合にどれほどの意味があるのか疑問の声があがるのは当然だろう。試合はクイッグが3回にボディブローで2度のダウンを奪ってけりをつけた。
 クイッグは26戦25勝(18KO)1分。2年前に来日して西岡利晃(帝拳)に判定負けを喫しているムンローは28戦24勝(10KO)3敗1分。

 この日のメインカード、ウェルター級10回戦に登場したハットンは、マニー・パッキャオ(比)に痛烈な2回KO負けを喫して以来3年半ぶりのリング。今年4月にWBA世界ウェルター級王座を失ったセンチェンコを相手に3対1のオッズで有利とみられていた。はたしてハットンは身上の積極的な攻撃でポイントをリード。8回終了時では78対74、77対76(二者)の3-0で先行していた。
 しかし9回、センチェンコの左ボディブローを浴びてハットンはダウン。リング中央で這いつくばったまま10カウントを聞かされた。
 敗北後、再度の引退を表明したハットンは48戦45勝(32KO)3敗。センチェンコは34戦33勝(22KO)1敗。

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