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WBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)が2階級制覇を狙うエイドリアン・ブローナー(米)を挑戦者に迎えたタイトルマッチ12回戦は17日(日本時間18日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われた。
○エイドリアン・ブローナー(米)
8回1分49秒TKO
●アントニオ・デマルコ(メキシコ)
7対1のオッズどおりブローナーの圧勝といえる試合だった。サウスポーのデマルコは長身から右ジャブに続いて左の上下を繰り出すが、ことごとく挑戦者の足やブロックで阻止されてしまった。一方のブローナーはスピードのあるパンチをヒット、毎回のようにポイントを重ねていった。迎えた8回、ブローナーが左右のコンビネーションから左アッパーを浴びせるとデマルコは膝をつくダウン。これを見た王者側のセコンドがタオルを持って棄権のジェスチャーを示し、ここで試合は終わった。
スーパーフェザー級に続いて難なくライト級制覇を成し遂げたブ23歳のブローナーは、これで25戦全勝(21KO)。3度目の防衛に失敗したデマルコは32戦28勝(21KO)3敗1分。
この日のアンダーカードではWBCインターナショナル・ヘビー級王座決定戦が行われ、ジョナサン・バンクス(米)がセス・ミッチェル(米)に2回2分37秒KO勝ちを収めた。
WBC6位、IBF12位のバンクスは、1週間にはドイツで3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のチーフ・セコンドを務めたばかり。それで見識を深めたわけではないだろうが、この日は2回に立て続けに3度のダウンを奪って無敗のミッチェルを屠った。NABO北米王座も手に入れたバンクスは31戦29勝(19KO)1敗1分。ゴールデンボーイ・プロモーションズの秘蔵っ子ミッチェルは27戦25勝(19KO)1敗1分。WBCとWBOで7位にランクされていたが、この敗戦でトップ戦線から大きく後退することとなった。
8回1分49秒TKO
●アントニオ・デマルコ(メキシコ)
7対1のオッズどおりブローナーの圧勝といえる試合だった。サウスポーのデマルコは長身から右ジャブに続いて左の上下を繰り出すが、ことごとく挑戦者の足やブロックで阻止されてしまった。一方のブローナーはスピードのあるパンチをヒット、毎回のようにポイントを重ねていった。迎えた8回、ブローナーが左右のコンビネーションから左アッパーを浴びせるとデマルコは膝をつくダウン。これを見た王者側のセコンドがタオルを持って棄権のジェスチャーを示し、ここで試合は終わった。
スーパーフェザー級に続いて難なくライト級制覇を成し遂げたブ23歳のブローナーは、これで25戦全勝(21KO)。3度目の防衛に失敗したデマルコは32戦28勝(21KO)3敗1分。
この日のアンダーカードではWBCインターナショナル・ヘビー級王座決定戦が行われ、ジョナサン・バンクス(米)がセス・ミッチェル(米)に2回2分37秒KO勝ちを収めた。
WBC6位、IBF12位のバンクスは、1週間にはドイツで3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のチーフ・セコンドを務めたばかり。それで見識を深めたわけではないだろうが、この日は2回に立て続けに3度のダウンを奪って無敗のミッチェルを屠った。NABO北米王座も手に入れたバンクスは31戦29勝(19KO)1敗1分。ゴールデンボーイ・プロモーションズの秘蔵っ子ミッチェルは27戦25勝(19KO)1敗1分。WBCとWBOで7位にランクされていたが、この敗戦でトップ戦線から大きく後退することとなった。