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WBC世界ヘビー級15位・藤本京太郎(角海老宝石)が、大晦日に大阪で開催される宮崎亮(井岡)の世界戦の前座で、空位の東洋太平洋ヘビー級王座決定戦に出場することが分かった。
17日、藤本専属マネージャーの萩森氏は、同級1位ソロモン・ハウモノ(豪)とすでに最終交渉に入っていると明かした。
17日、藤本専属マネージャーの萩森氏は、同級1位ソロモン・ハウモノ(豪)とすでに最終交渉に入っていると明かした。
果敢に攻める藤本
この日、元東洋太平洋ヘビー級王者オケロ・ピーター(緑)とスパーリングを行った藤本は終了後、「前日に聞かされたスパーリングで、しかも元東洋王者とあって昨夜は怖くて眠れなかった」と話し、実際にパンチを受け「頭がふっとぶかと思った」とその破壊力に驚いた。
それでも藤本は「次の相手もパワーがある選手。試合までにもっとスタミナをつけていきたい」と前向きに発言。さらに「勝つ覚悟も負ける覚悟もしているが、東洋を獲れば夢への第一章が完結する。大阪のみんなが待っている、期待に応えたい。この階級は僕が引っ張る!」と、日本人初の東洋ヘビー級獲得に向け言葉を弾ませた。
それでも藤本は「次の相手もパワーがある選手。試合までにもっとスタミナをつけていきたい」と前向きに発言。さらに「勝つ覚悟も負ける覚悟もしているが、東洋を獲れば夢への第一章が完結する。大阪のみんなが待っている、期待に応えたい。この階級は僕が引っ張る!」と、日本人初の東洋ヘビー級獲得に向け言葉を弾ませた。
今や重量級の顔となった藤本
また「互いに手応えのある良いスパーができた」と満足気の萩森氏は、藤本が王座を獲った暁には、来年開催されるWBCワールドカップのヘビー級枠にエントリー(東洋太平洋はWBCの下部組織で王者には出場資格がある)する可能性もあると話した。
来年は藤本vsピーター!?
最後に日本ヘビー級育成の先駆者でもある緑ジム松尾敏郎会長は「藤本君に勝ってもらい、24日の勝利が前提だがピーターを挑戦させたい。年内に2人が勝てば、来年は日本のヘビー級が盛り上がる!」と期待を込めた。
スパー後の両者
藤本京太郎を筆頭にヘビー級元年となった今年。東西で新人対決も行われ、元東洋太平洋クルーザー級王者・高橋良輔(金子)がヘビー級での現役続行の意思を固めるなど、新旧入り混じり着々と選手が揃いつつある。
2013年を飛躍の年とするためにも、ヘビー級をリードする藤本の期待は大きい。
2013年を飛躍の年とするためにも、ヘビー級をリードする藤本の期待は大きい。