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今週末17日(日本時間18日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティでWBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)に挑戦するエイドリアン・ブローナー(米)が9日、WBCが定める世界戦1週間前の計量に臨んだ。
この制度は、選手の体重超過が後を絶たない現実を重視したWBCが数年前に設けたもの。世界戦の1カ月前の許容超過体重は階級リミットの10%以内、1週間前が5%以内と定められている。ブローナーはWBOのスーパーフェザー級王者だったが、前戦で体重オーバーの失態を犯して試合前に王座を失った前科の持ち主。今回はライト級に上げての世界挑戦だが、やはり体重調整は注目の的といえる。9日の計量では139ポンド(約63.0キロ)を計測。16日の公式計量で135ポンド(約61.2キロ)をクリアすることは間違いなさそうだ。