走る!走る!走る!

　12月22日に地元神戸中央体育館で、自身初となるスーパーバンタム級にてノンタイトル戦を行うことを発表した、長谷川穂積(真正)が5日から8日までの3日間、同門のマルコム・ツニャカオと小澤サトシを伴い、三木市にあるゴルフ場にて走り込みのキャンプを行い、予定どおり全メニューを消化した。

　5日に、自身が所属する真正ジムにて行われた記者会見後、三木市のゴルフ場に移動した長谷川達は、まる三日間、早朝はゴルフコースを3周。夕方にはコースを2周に加えて、5種類のショートダッシュなどハードトレーニングを敢行した。

「今回のキャンプで2回目(1回目は明石で砂浜走り込み)ですけど、順調に調整してます。」とタオルで大粒の汗を拭きとると笑顔を見せた。

「今回は試合に向けて早めに体重落としてるんで、まあ、スーパーバンタムはキツイけど大丈夫です。」と減量に対して自信を見せた。

　今回のキャンプに同伴した元世界王者のマルコム・ツニャカオは「今回のキャンプもキツイけど、フィリピンに居る子供達や、真正ジムの皆にサポートして貰ってるから頑張ります。」と長谷川の考えたハードなメニューを一緒にこなすと自信を見せた。

　また、このキャンプに両元世界チャンピオンに同行していたジムの後輩の小澤サトシ(スーパーフライ級)はキャンプを終えて「やっぱり長谷川さんは偉大でした。ちゃんと自分で全てを考えてやってるし自分を追い込んでいけるのは凄いです。いい勉強になりました」と張った足を揉みながら確かな手応えをつかんだ。